洗練された佇まい Caran d'Ache 849 Nespresso
こんにちは。
前回の蛍光ペンの話の最後に「ブログちょこちょこまた再開して行きます」みたいなこと言ったのにもかかわらず、また1ヶ月ほどサボってしまいました。自ら言ったことを実行できなかったというのは素直に反省したいと思います。
そして今回は、前回の予告どおりサクラクラフトラボ003の試筆の感想...といきたい所なのですが、とあるものを買ったのでそちらについて書きたいと思います。
[2018.11.25]
購入してから2ヶ月弱経っての感想を追記しました。
では早速今回買ったものを紹介します。それはこちらです。
Caran d'che 849 Nespresso
お値段は5000円+税と普通の849よりも2000円高いです。849では限定モデルがたくさん出ていますが、普通のよりも割高なモデルはあまりないように思います。
ネスプレッソが毎年行っているリサイクルプロジェクトのパートナーとして、今年カランダッシュが選ばれたため、このコラボが実現したようです。使用済みのコーヒーカプセルが生まれ変わってこの軸となります。
849のボールペンはずっと前から欲しかったものでした。単色ボールペンの中でも細身で無駄のないデザインは、場所を問わずどこでも気軽に使えます。コスパも含めて、普段使いという面において非常にポイントが高いように思えます。
そして、今回買った849の限定モデル。実際に触ってみてまず感じたのが、軸のマットな質感です。普通の849は光沢があり、触り心地は温かみのあるクロームのような感触です。
しかし、このネスプレッソモデルは艶がありながらも、ザラザラともいえ、スベスベともいえるマット仕様となっていて、普通のに比べて少しひんやりとした感触です。
個人的にはこちらの方が滑りづらく、感触としては好みです。ただ、寒い冬場でひんやりとする感触は少し苦手です。材質がアルミなので仕方ないのですが…
色は落ち着いたスチールブルーといったところでしょうか。スモーキーカラーともいえますが、実際見てみると艶もあるため少し表現しづらいです。849は明るいモデルが多く、ビビットな軸が印象強いですが、このモデルはさりげない鮮やかさがあるように思えます。
そして、カランダッシュのボールペンの代名詞ともいえる、「ゴリアット」。海外メーカーのボールペンはデザインでは秀でていてもリフィルが…というのもありますが、カランダッシュのゴリアット芯は書き始めのかすれも少なく、ストレスを感じさせません。
私はジェットストリームやアクロボールのような低粘度インクを想像していました。しかし、性質としては正反対で、どちらかというとインクは薄めです。試しにラミーの黒インクと比較してみると、ご覧の有様です。
写真では見づらいかもしれませんが、意外と差がありました。濃いインクが好みの方は向いていないかもしれませんが、私はこれぐらいの主張しないインクが好みです。最初に入っていた黒のFという太さも自分には合っていたので、インクが切れるまで使いたいと思います。
難点を挙げるとしたら、ペン先の出です。この部分も少し出ててもいいんじゃないかなと思っていました。調べたところ、友人の普通のモデルと個体差があったため買うときはしっかり見たほうがいいかと思います。
いずれにせよ、このボールペンは自分のニーズと合っていて、コスパ等の面から見ても購入して正解だったなと思います。用途も広いので、さまざまな場面で使用していきたいと思います。
長くなってしまいましたが、これにておしまいです。それでは。